事業用物件売却時のポイント

事業用物件を売却をしたいけど・・・

事業用物件を売却したいが、どこにどう売ったら良いのか。そもそもこの物件の価値はどれくらいだろう。不動産会社は何をどう考えて判断するのか。思ったより高く売れるのか、安くなってしまうのか。

  • 会社が大きくなってきたので、今の場所を売って広い場所に移りたい
  • 想定外の事態を想定して、余剰な不動産を現金化しておきたい
  • 全機能を本社移転するために、支社を閉めて本社機能を強化したい
  • 子供に会社を相続したが、業種変更のために現在使用している社屋を手放したい
  • 業績悪化のため資金繰りがショートしそうなため、急ぎ現金が必要だ
  • 事業縮小のため移転したい
  • 機材が小型化し、コンピューターでオートメーション化が進んだため、今より小さな施設で操業が可能だ
  • 従業員数が少なくなったので、駐車場敷地が余っている
  • 頑張って事業運営してきたが、後継者不在のため会社を閉めることにした

事業用物件の場合、かなり多種多様な理由が考えられ現金化するスピードもケースによってさまざまだと考えられます。
当社では、お客様の事情に合わせてアドバイスし最良の解決ができるよう努力します。

そもそも自分の所有してる不動産は事業用物件なのだろうか?

なんらかの事業活動に使える「土地」や「土地付き建物」は、全て事業用物件と呼べるでしょう。

土地をお持ちの方の場合
駐車場や資材置場、大型トラックやバスの車両基地等に使用できできます。
国道や県道、市道などの大きな道沿いであれば道の駅や農産物直売所、ドライブイン、コンビニ、病院、ナーサリー施設などに利用できるかもしれません。
山奥の土地を相続したのだけれど・・・
山奥で主要道路に接していなくても、資材置場やバス・トラックの車両基地、環境の良いところであればナーサリー施設や病院向きかもしれませんね。
住宅街だけど、ずっと無人で手入れをしていない家屋があって・・・
こんな場合でも、デイケアサービスや学習塾、学童保育所等が必要としているかもしれません。ただし、今ある建造物の撤去や建て替えが必要となりそうなので購入希望者と話し合う必要がありそうです。
田や畑の農地なんだけど・・・
農家が所有する農地を非農家には販売できず、法的効力を持たせる行為としては仮登記を付けるしかありません。では購入希望者が農家なら、これはもちろん売買可能です。現代の農業は効率を上げるために機械を大型化します。農機具を大型化すると農地の区画が広くなければ耕作できません。そのため1軒の農家に広大な土地が必要となり「農地の集約化」を国が旗振りして進めているところです。

元が「店舗」「工場」「倉庫」ではなくても・・・

立地の良い戸建住宅じゃなくても「高額査定・高額売却」です


不動産を売却しようとする時、必ずしも好立地の戸建住宅だけが有利なわけではないんです。
別のページで大手不動産会社と地元密着型小規模不動産会社についてお話しましたが、「好立地の戸建物件」ではない売却物件ほど地元密着型不動産会社が有利です。
なぜなら私たちの元にある情報をは、地元を足で回って自分たちの耳で聞いて集めた情報だからです。どこの誰さんがどんな物件探してたよ、のような情報はデータ化されず、椅子に座ってコンピュータで探すことはできません。また、これらの個人的な情報は地域の中に溶け込まないと収集することができないからです。
私たちが、お客様から不動産物件をお預かりした場合、何に利用できるかを真っ先に考え未来の購入希望者にアピールすることができます。データとしてコンピューターに取り込むことができない情報は、私たちの手帳の中にあるのです。


お客様と私たちは一つの船に乗ったパートナーです。互いに協力して良い港に到着できるように頑張りましょう。